居場所
燈台3Fの部屋。
2Fの三人娘のポッドがある部屋から左へ行き、昇降機で上がった先。
解説
ジュースのカゲ。燈台3Fで「反順応液」の中に封じられている。
ライトが緑色なのは、反順応液の劣化を防ぐためらしい。
この世界のあらゆることを一瞬にして理解できると言われており、一部の機械にとっては神のような存在ですらあるらしい。
しかし一方で、自分自身のことについては、たとえ自身の意思でさえも何一つわからないという。
かつてヤンの手により、新世界でとある実験に使われた際「暴走」を起こす。
実験は見世物として行われたため、その場にいた見物客の多くが暴走に巻き込まれ、解体もしくは解体寸前にまで追い込まれたという。
なお一命を取り止めた機械のうち、明らかになっているのはルウ、アーサン、ハーサン、ターサンの4人。
ちなみになぜ反順応液に封じられているかというと、カゲは本来、機械とは逆に順応度を下げることで存在を維持できるもののようだ。
言い換えれば「自分が自分ではなくなる」ことでのみ、この世界に誰かのカゲとしてとどまり続けられるということになる。